DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION リプレイ

DXシナリオ 悪夢の館


2004/09/20
ゲームマスター:Ascalon@GR685
プレイヤー:Field@GR303/chatchit@GR592/だいち@GR469(敬称略)



オープニングとキャラ紹介

眼を醒ますとそこは、まるで見覚えのない場所だった。
否応なく放り込まれた悪夢の中で、『館の主』との命を賭けた遊戯が始まる……


ハンドアウトは以下の通り

シナリオロイス
●PC1:アウェイクン 紫島 一葉
シナリオロイス:『館の主』
PC制限:ガンスリンガー
気がつくと君は、手に赤い銃をもって赤い扉の前に居た。……どうしよう?

●PC2:謎の美女 物部 景
シナリオロイス:『焼滅の巫女』
PC制限:男性のみ
気がつくとベッドの上。君の隣には見たこともない美女が眠っていた。……どうしよう?

●PC3:地下牢と子供と私 村瀬 尚
シナリオロイス:『神剣天使』
PC制限:特になし。ただ捜査系だと良し
気がつけば君は見知らぬ子供と共に地下牢の中にいた。……どうしよう?


PC間ロイス
紫島 一葉→物部 景樹村瀬 尚紫島 一葉




■突発セッションに集まった濃いメンバー

GM:PC1希望が紫島 一葉さんのみ。すると、この時点で紫島さんけてーい
…そうなると……まぁ、相手が美女だしなぁ……仕方ないよなぁ……おいでませ、物部景様。
美人が貴方を待っています(笑)
外野1:…物部さんか?(笑)
外野2:おめでとー(笑)
外野1:おめでとう(笑)
:「よっしゃー!」(ガッツポーズ)
:おめでとう(悪笑)
:「それでは食ってきます」(殴打)っと参加確定ありがとうございます。
GM:PC3か……んー、ロイスとの関係考えると……村瀬尚さんにお願いします
:やたー
外野2:おめでとー
外野1:おめでとう。頑張って下さい(笑)
:「行って来るでス〜」(手をぶんぶん振る)
GM:参加できなかった方々には申し訳ありません
:「やべぇ!周り女の子ばかりだ!両手に華どころの話じゃねぇ!?」(ぉぃ)
GM:では、PC3名に質問です。ギャグがいい? シリアスがいい? 主に、物部景さんの運命に影響します(笑)
:う。それをいわれるとギャグでもいいんだがシリアスなのが、たまには見たい衝動に
一葉:どっちが景君がいい目に見れますか?
GM:『いい目』の価値観によりますが……まぁ、今のところの予定ではギャグかなぁ。シリアスでも、セッションのノリ次第では考えますけど (Field) 私はシリアス希望かな。
:どっちでも可、予想としてはどっちもあんまり景の立場はかわらなそうだw
GM:尚のPL さんは?
:景さんが可哀想なほう。
一葉:( ̄▽)b(さむずあっぷ)
GM:……それも『可哀想』の価値観によるなぁ……いつも終さんとかにからかわれてる意味での『可哀想』でOK?
外野2(天凪終のPL):呼んだ?(笑)
:それでもいいし、男泣きするのもいい
:「なぜにそういう価値観を…基準に…」(TДT)
外野2:だって景だから(ぇ)
:景さんだから。
一葉:だよねえ(笑)
GM:……じゃあいいや。セッションやりながら、その場のノリで考えよう、どっちいくか(笑)他に何か、セッションを始める前に質問はありますか?
:特には。
:特にないです
一葉:同じく。
GM:では、はじめますか



■ロイスを決めよう。

GM:では、ロイスへの感情を申告してください。シナリオロイスへの推奨は特に無しです。PC間ロイスは、互いにイメージが違うと大変なので、ここで申告してから調整してください
:PC間は1-2-3-1-でいいのかな?
GM:いや、自己紹介はあとでやるとして、先にロイスを調整しようと思ってたんですが……なので、順番も何もなく申告していただければと思ってました
:うみ〜
:PC間が村瀬 尚に■慕情/無関心でシナリオロイスが『焼滅の巫女』に■親近感/無関心
…うーむ
一葉:景へP:同情 N:厭気。館の主へはP:闘争 N:脅威で。
:一葉さんに■感服/□隔意。『神剣天使』…ってこのガキんちょだよね。■庇護/□猜疑心
:ダイスで出たとはいえ正気か俺? 尚に慕情って
:「?」ニコニコと首をかしげる
一葉:景へはそのたたずまいに厭な過去があったんだなと見、その軽薄な性格に嫌気がさしてる。館の主へはその強さに闘争心をかき立てられてる……で、いいのかな。
:「せ、せめて庇護にしていようw」
:あれちがうん? 妹の昔によく似てるとか
:それこそ庇護だろw
:昔はああだったなあ。だったら慕情でいいと思うにゃ
:ううむ、それもそうか…じゃあ変更無しで(丸め込まれるw)
GM:では、PC間ロイスは問題なしですね?
:OKです
一葉:GMから見てシナリオロイスへの感情に問題が無ければOKです。
:でス。
GM:シナリオロイスは全員問題ないです。


■自己紹介。

GM:では、PC1→PC2→PC3の順で自己紹介をお願いします。終わりましたら「以上」で締めて下さい。
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■紫島 一葉
「オレか? 紫島一葉だ。なんだよ。 オレのしゃべり方に文句あんのか? …ふん。しょうがねーから、面倒見てやるよ」
UGチルドレンの一人。任務でK市のある高校に通っている。
黙っていれば美女で通る、艶やかな長い髪とアイドル並みの容姿を持つ。
が、乱暴な口調と生活態度の悪さから不良と見られることが多い。(事実、タバコは吸うわ、授業をエスケープするわ、不良同然である)
周りとの軋轢が多そうに見えるが、意外と面倒見はいい
シンドローム:エンジェルハイロウ/ブラックドック 
HP8 イニシアティブ15 基本侵食率36%
PC間ロイス:物部 景 P:同情 N:厭気
シナリオロイス:館の主 P:闘争 N:脅威で。
一葉:以上。
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■物部 景
「物部景だよ〜ん。よ・ろ・し・く。そこの彼女、一緒にお茶でもどう?美味しい店知ってんだけど? せめて携帯の電話番号だけでも〜」
長身の優男。スタイルもよく口を開かなければ好い男。あくまで口を開かなければだが…
シンドローム:ノイマン/ソラリス
HP16 イニシアティブ値8 侵食率36%
PC間ロイス:村瀬 尚 ■慕情/無関心
シナリオロイス:『焼滅の巫女』 ■親近感/無関心
:以上です
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■村瀬 尚
「はいはいはーい。村瀬 尚(むらせ このみ)でス。もうスぐイベントで私生活もちょっと忙しい毎日を送ってまスでス。だけど今日も正義の味方がんばりまース」
県立高校1年生。UGNとFHの関係をある意味若干というか、かなり語弊のある認識をしている。 同人描きコスプレイヤーと、かなりアレな趣味の持ち主でゲームやアニメの中の台詞を引用することもしばしばあり、現在養父母と同じ年の姉と暮す。
普段の明るい姿はいわば仮面をかぶった状態で、本質はずいぶんと薄暗く、闇に解けている
シンドローム:バロール/モルフェウス 高校生/高校生
HP14 イニシアティブ12(10)基本侵食率30%
PC間ロイス:紫島 一葉 ■感服/□隔意
シナリオロイス:『神剣天使』:■庇護/□猜疑心
:以上でス
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DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION
「悪夢の館」
- Start -
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Opening Phase:01
cenePlayer:“Riot Caspar”紫島 一葉
場所:深紅の小部屋 登場:不可
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

GM:浸食率上昇をお願いします
一葉:(いっころ)42です
GM:一面赤に覆われた小部屋。目前には扉、手には銃。気づくと君は、深紅の小部屋に一人佇んでいた……さて、どうしよう?
一葉:「っ……ここはどこだ?」
GM:さっぱりわからない。記憶にない。
一葉:体に異常は? とりあえずボディチェック。
GM:チェックした結果、体に異常はなかった。いつも通りにいい女


 何だそのいい女ってのは


一葉:「とりあえずオレは異常なし、か」扉の横について、向こうの気配を探る。銃は既に手の中。
GM:扉の向こうからは何の気配も感じない 銃は、あつらえた様に君の手に馴染んでいる。
が、ここで気づく。扉に一枚の張り紙がしてある
一葉:内容は?


  この館はルールに支配されている。ルールに則り成すべき事を成せ
  ルールに従わずして、悪夢に満ちた館よりの解放は叶わず



GM
:以上、張り紙の内容でした
一葉:ルールについて、他に手がかりになりそうなことは?
GM:他には何も書いてません。
一葉:じゃあ、片手で扉を一気に開けて、出て、前、右、左、に銃を構える。
GM:赤い扉を開けた君の前に広がっていたのは―― 《迷宮》だった。
シーンエンド、OK?
一葉:OK

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
Opening Phase:02
ScenePlayer:“???”物部 景
場所:豪奢なベッド 登場:不可
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

GM:浸食率上昇をお願いします
:(いっころ)44
GM:豪奢な天蓋付きベッド。目の前には美女。隣には脱ぎ散らした服。気づくと君は、広々とした豪華な部屋で美女と同衾していた。さて、どうしよう?
:服装は?具体的にいうと情事を起こしているかどうかなんだが?w
GM:貴方はまっぱだか。
:あと隣の美女は起きてる?寝てる?
GM:相手の女性は、下着だけは身につけてます。やや乱れた感じですが
GM/謎の美女:「あら、お目覚め?」いたずらっぽく笑う
:「ああ、」脱ぎ散らかした服から煙草を引っ張り出し一服する
GM/謎の美女:「……昨夜の事……覚えてる?」切なげに、問う
:「(昨夜のこと?うーむ)」 覚えて無いよな?
GM:はい、その通り。さっぱりはっきりきっちり、完膚無きまでに覚えてません
GM/謎の美女:「ねぇ……どうしたの、ケイ?」何も答えない君に不安を覚えたのか、焦りを帯びた声で再度問う
:「すまない、どうやら酒が入っていたようだ、記憶がハッキリしない…」口からてけとーw
GM/謎の美女:「!―――そんなっ、酔ったいきおいだって言うの!?」
:「いや、はっきりしないだけで完全に忘れたとは言ってない、それとも忘れたなんて言ったか?俺」
GM/謎の美女:「じゃあ……昨日、私に何をしたのか……ここで言ってみせて?」
:「ハッキリしないって言っただろ?もしかしたら君を傷つけることを言ったかもしれないし、言ってないかもしれない」そこで美女を抱き寄せる
GM/謎の美女:「………う、うふ…………うふふふ…………」
:「別にもう一度語り合えばすぐに解る事じゃないか、なにを焦る必要がある?」美女に口づけ
GM:では、それをするっとかわして
GM/謎の美女:「うふふっ……なーんちゃって。うふふ、ごめんね。困らせちゃって」
貴方の腕の中で、悲しげな表情から一転、楽しげに笑う
「ちょっとからかってみただけなんだけど……予想以上に女の扱いが巧いのね、貴方」
:「そうかい?女の扱いが巧いなんて自覚はないけどな」
GM/謎の美女:「……私、知ってるのよ。貴方が昨夜の記憶を無くしてるってコト」そう言って、ベッドから起きあがり、乱雑にちらばった服を集め始める
:「ふーん、そこまで知ってるのか、じゃあここはどこだい?」
GM/謎の美女:「……ごめんなさい」 すまなそうに、沈んだ表情に。
「私には、その質問に答える権利はないの。――答えは、貴方自身が見つけださないと」
:「そうか、じゃあ君の名前だけでも聞いておこうかな?これぐらいは良いだろう?」
GM/焼滅の巫女:「私は――《焼滅の巫女》って呼ばれてるわ」服を着込みながら、答える
:「《焼滅の巫女》か…」
GM:自分の服を着終わると、丁寧に畳まれた景の服を手渡す
:「また会えるかな?」
GM/焼滅の巫女:「何を言ってるのよ。これから私と一緒に、この悪夢の館を探検するのよ?」
:「(くすりと笑って)なるほど」さっさと渡された服を着込む
GM:では、かいがいしく着込むのを手伝いましょう
:「俺の自己紹介がまだだったな」巫女の顎に手をやる
GM:なすがまま、です
:「物部、物部景だ」そのまま口づけを 「よろしく、―お嬢さん―」
GM/焼滅の巫女:「………はい。よろしくお願いしますね、物部景――私の勇者様。では、さっそくですけれど……この部屋から出ませんか?」そういって指さす先には、豪奢な扉
「あの扉の先に、私たちが挑むべき困難があります」
:「ん?ああそうしようか、この部屋で君と一日中情事をやっているのも魅力なんだがね、いかんせん敵の腹の中だからな」扉に向かう
GM:実に豪華な扉だ。中央に張り紙がしてある
:張り紙を取って確認


  この館はルールに支配されている。ルールに則り成すべき事を成せ
  ルールに従わずして、悪夢に満ちた館よりの解放は叶わず



GM:以上です
:「(ふうん…ルール、支配ね…この“ルーラー”にこういう勝負を挑むとはやってくれるじゃないか)」巫女から見えない位置で冷たく笑う。扉を開けます
GM:ほぅ、扉を開けましたか。では

 ヒュババババッ

トラップ[アローレイン]発動 命中値15。回避をお願いします
:《回避:2+アドレナリン+天性のひらめき》 侵蝕率:50%(ころころ…ころころ…)19で回避
一葉:待て! 回避すると巫女にあたらないか!?
GM:いえ。この事態を予想していたかのように、巫女は貴方の真後ろから離れています
GM/焼滅の巫女:「気をつけて下さいね。張り紙にあったように、この館は“お約束”(ルール)に支配されてますから。扉を開ける時は罠チェック。基本ですよ、勇者様♪」にっこり笑って、そう言おうか
:「みたいだね、まさか生活用の扉に罠仕掛ける馬鹿がいるとは思わなかった」
GM/焼滅の巫女:「あら、そんな風に気を抜いてはいけません。ここもまた迷宮の一室。既に試練は始まっているのです――」笑顔から一転、真剣な表情で語りかける巫女
:「この調子だと他にもありそうだ―――」
GM:シーンエンド、OK?
:少しげんなりとしながらOKです


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
Opening Phase:03
ScenePlayer:“The princess of gravity”村瀬 尚
場所:地下牢 登場:不可
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

GM:浸食率上昇をお願いします
:(いっころ)31% …やる気無いでスね
GM:無いですねー(笑)
暗くしめった石壁。目前には鉄格子、隣には子供。気づくと君は、西洋映画によく出てくるような典型的地下牢にいた。 さて、どうしよう?
:「うみ? なにか悪いことしましたっけ? …覚えてないでスね」
GM:はい。なんも覚えてません。何故か、目が覚めれば地下牢です
:周り見ます。何かあります?
GM:錆び付いてナンかヤ色に変色した鎖。石造りのゴツゴツしたベッド。その上でグースカ寝てる少年。でもって、当然鉄格子。いじょうー
:少年!? Σ( ̄■ ̄)
GM:見た目、尚より年下です
:ええっと。同じ部屋に?
GM:はい。石造りのベッドは二つあって、片方に尚、片方に少年。それぞれのベッドは部屋の反対側の壁にあります
:「…いくらなんでも同じ部屋に性別違うの入れるなんて…何か間違ったことあったらどうスるんでしょう…製作者に責任取ってもらわないと…」
GM:どう見ても小学生。よくて中学1年を相手に間違いって……


 あるかもしれないじゃないか。


裏尚:「…とまあ、冗談はさておき」てくてくと少年のところに歩いていく
GM:ぐーすかぴー。寝てます
:「おっはー!」引き摺り下ろす
GM/少年:「むにゃむにゃ……美夜姉ちゃん、ボクもう食べられない…………ぷげっ」
なんか幸せそうに寝言ほざいてた少年は、夢の世界から現実へ強制送還されました
:「だーめでスよう! 外はこんなに晴れやか! こんなに素敵な部屋にいるのにぐーすか寝るなんてもったいないでス」
GM:とりあえず、その台詞に答えて周囲を見回そうか。……で、ジト目で
GM/少年:「外? 素敵な部屋? ……姉ちゃん、あほ?」と、実にストレートな感想を下さいました
:「このガキんチョ」(ぴし)
GM/少年:「なんだよ。ボク、何か間違った事いったかよ」挑戦的に睨んできます
:「わたしは、ここに入るいわれなんてこれっぽちも無いんでス。とっとと出るにこしたことは無いでスよ」
GM/少年:「……ていうかさ。それ以前に、なんでボクたちここにいるわけ?」
:「しりませんでス」
GM/少年:「なんだよー。……ったく、情けない姉ちゃんだな。ボクより年増なのに」ぶつくさと文句を
:「どちらにしろ、出るのが先でスよ」コンコンと壁をたたき出す
GM/少年:「……そだね。じゃぁま、その前に自己紹介といこうか。ボクは『Angelic Children No.9 Sword of God』白鷺司聖だ!」 (『英語略(神剣天使)』 )
:「村瀬 尚でス。おチビちゃん」コンコンと壁を叩き続ける
GM/司聖:「……で、姉ちゃん。壁なんて叩いてなにしてるだ?」
:「隣との厚さを見てまス」
GM:感じからして、壁はかなり厚いようだ
:窓は?
GM:ない。あるのは鉄格子だけ
:鉄格子越しの向こうには誰かいる?
GM:鉄格子の向こうに見えるのは、やはり石造りの通路。
:人は?
GM:通路の先には扉が見える。人気はないが、通路の脇には全身鎧が並んでいる
:鎧、ね。
:「司聖くん、何かできまス? たとえば…強い攻撃とか」
GM/司聖:「へへん、当然できるよ」自慢げに胸を張り、手に光の剣を生み出す
:調べてた鉄格子から離れて「じゃ、やっちゃってください」指差す先は鉄格子
GM/司聖:「……なんでボクが姉ちゃんの言う事を……ま、いっか」
:「わたしがやると、血みどろでス」
GM/司聖:「シャイニング………ブレェェェッド!」 えらくありきたりな必殺技の名を叫び、鉄格子を一刀両断
:「だっさいでスね」
GM/司聖:「……ほっといてくれ。ボクはネーミングセンスがないんだよ」


 …威張るなや


:「ま、いいでス。じゃあ、いきましょうか…と」足元に転がった鉄格子の棒をひとつ手に取る。「6フィート無いでスけど。まあいいでしょ」


 ここで尚のPL失敗です。6フィートの棒ではなく10フィートの棒が正解。
 PL、以前友達と『10は長いよね、せめて6くらいでしょ』とかいう会話をしていたのが残っていた模様。



GM/司聖:「……………?」意味がわかっていない模様
:「6フィートの棒はダンジョンものなら基本装備なんでスよ? それスら知らないとは、おこちゃまでスね」コンコン、と周囲を叩きながら牢屋を出る
GM/司聖:「知らないにきまってるだろ。ボクは『司聖に物を尋ねるなんて牛丼の後にショウガを食べるくらい間違ってる』って姉ちゃんに言われたくらいバカなんだぞ」自信満々に胸を張り、尚に続いて牢屋を出る
一葉:どういう基準だよ……
:「……」
GM:さて、貴方達が壊れた鉄格子を潜り抜けると、どこからともなく声が響いた


  この館はルールに支配されている。ルールに則り成すべき事を成せ
  ルールに従わずして、悪夢に満ちた館よりの解放は叶わず



GM/司聖
:「……なんだ、今の声?」
:「…プリーズ、リピートアフタミー」へったくそな英語で言いながら、生徒手帳を取り出す。


  ………阿呆のためにもう一度
  この館はルールに支配されている。ルールに則り成すべき事を成せ
  ルールに従わずして、悪夢に満ちた館よりの解放は叶わず



GM/司聖:「……なんか、バカにされたぞ、姉ちゃん」
:「…とりあえず。相手は人と判断されましたね」にっこり笑いながら、メモをする。
「製作者さん。もうちょっと、慎重にしたほうがよろしいでスよ」
GM/司聖:「そ、そっか……そんな狙いがあったんだ……姉ちゃん、胸は足りないけど頭は足りてるんだな!」なんとなく尊敬の眼差しで、大変失礼な事を仰いました
:「……壁に縫い付けて放置しまスよ」
GM/司聖:「ご、ごめんなさい!」その眼光に本気を感じ取った司聖は、びくりと体を震わせ直立不動
:「じゃあ、いきましょうか」コンコン、と叩きながら進んでいく…と。あ。通路って左右に広がってるんだっけ。
GM:いいえ、広い通路が一本道です。そして、通路を進み始めた君たちの前で。立ち並ぶ全身鎧に、ギラリと赤い眼光が宿ったところで 、シーンエンドOK?
:「ま、基本でスね」OK