DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION リプレイ

AXシナリオ 鬼狩り


2004/09/05
ゲームマスター:だいち@GR469
プレイヤー:なぞ@GR562/わかば@GR417/Cyphiss@GR010(敬称略)



オープニングとキャラ紹介

ストーリーは以下の通り

見慣れない少年がこの久路洲市にやってきた。
学ランを着ているものの、制服の色見などから、久路洲市の学校とは違うのがわかる。
長い髪を後ろでひとつに束ねて。彼は町を練り歩く。
まるで何かを探しているかのように。

同じ時期。
『鬼』と呼ばれるジャームがこの街に入ったという連絡をUGNからもたらされた。


シナリオロイス
●PC1推奨ワークス:特に指定なし) 双真 零侍
ロイス:少年
一人称が『僕』、外見は高校生の男子にしては少々華奢な、気の弱そうな少年である。何か、というか何者かを探しているらしく、昼間学校に行かずに街中をうろうろしていた。
「あ、あの…僕…」

●PC2(推奨ワークス:特に指定なし) 日比谷 美空
ロイス:少女
駅前で地図を見ながら困っている少女。
黒く長い髪に、白いワンピースがよく似合う。
どこかに行こうとしているようだが、そもそもの場所がわからないらしく困っているようだ。
「…こまったなぁ。どうしよう…」


●PC3(推奨ワークス:特に指定なし) 御風 遊人
ロイス:黒い巨大な人
闇の中、君はソレに襲われる。
まるで、ソレは御伽噺の鬼のようなモノだった。
「グルゥゥゥァァァア”ア”ア”!!!」



PC間ロイス
双真 零侍→日比谷 美空→御風 遊人→双真 零侍




GM:準備はOK?
美空:(さむずあっぷ)
零侍:はい
遊人:さて、いくか
GM:じゃあ。開始の狼煙を上げようか。


+−−−−−−−−−−−−+
Double+Cross AXセッション
『鬼狩り』
+−−−−−−−−−−−−+

+−−−−−+
自己紹介
+−−−−−+

GM:まずは零侍君からー
■双真 零侍
「自己紹介か…双真 零侍、環情大1年まあ、何処にでもいるただの大学生だ。違いと言えば自慢も出来ない力を持ってること位かな? 他人がどうなろうと知ったこっちゃ無いが、俺のダチを傷つける奴は許さない」

シンドローム:キュマイラ/ノイマン 大学生/大学生 侵食率:30% HP18 イニシアティブ値:10
PC間ロイス:美空ちゃんに■憧憬/□脅威  明るい子だと思い、情報に関するコネなどに脅威を感じる
シナリオロイス:少年に■意思/□嫌悪  何か強い意志を感じるが、何か分からないが嫌悪を感じる
零侍:以上です


■日比谷 美空
「県立高校2年、日比谷 美空でーっす。街中にはいろいろな情報が隠れているんだよ。で、それを集めるのが主なし・ご・と、ってわけ。ということで、なんか面白そうな話あったら教えてねっ」
「ふむふむ、へー、そんなことあったんだ〜」φ..)
「ご協力感謝! また何かあったら教えてねっ、今度おごるからさ。じゃっ!」
平時は高校生の間に紛れ込み、情報収集を主とする任務についている。

シンドローム:ソラリス・ピュアブリード UGNチルドレンA/高校生 基本侵蝕値31 IV7 HP12

PC間ロイス:御風遊人 ■純愛 □憐憫
シナリオロイス:少女   ■庇護 □不安
美空:以上、よろしくお願いします。


■御風 遊人
「自己紹介…? 名前は御風 遊人…K市国際情報代附属の三年だ。平穏を貪れる事は幸せだが…そうも言っていられない時代だ。では如何するか…答えはひとつ。生き足掻く……何処までも、な」
遊人:黒髪、黒瞳の綺麗な顔立ちの長身の少年。

シンドローム:モルフェウス/ノイマン HP:16 INTV:10
シナリオロイス:“黒き人影”へ【P:感服/N:憤懣●】
PC間ロイス:“青き目の鬼”双真 零侍へ【P:有為●/N:無関心】
遊人:以上、よろしくな

GM
:では、はじめます。よろしくお願いしますー


+−−−−−−−−−−−−+
オープニングフェイズ
■アーケード街の少年 双真 零侍 登場:可能
+−−−−−−−−−−−−+
零侍:#1d10+30=(1)=1+30=31
GM:昼で大学終わりでした。
零侍:「昼飯はどうするかな〜」
GM:とか言いながら商店街のアーケードなんかをぶらぶら歩いているわけですが
零侍:「吉野家にでも行くか…しかし、牛丼の味もう忘れたよな…」
GM:とか言いながら歩いてると、なにか、きょろきょろしながら歩いてる学生服を着た小柄な男の子が歩いてくる。
GM:制服の色からして、この街のものではない
零侍:「見慣れない制服だな、この辺のじゃないな。まあ、時期的に引越しで別の所から来たんだろな」
GM:まあ、よそ見してたので少年、君にぶつかります。
零侍:「っと、すまない、大丈夫?」
GM:「きゃ…」とも「わ…」ともつかない声で小さな悲鳴を上げました。
零侍:倒れそうなら支えます
GM:「あああっ。ごめんなさいごめんなさい!! すみませんっ」すごい勢いでぺこぺこしてます
零侍:「あ、いや別にいいよ」
GM/少年:「ほんとにすみません」ぺこぺこ
零侍:「今度は気をつけな」っと去ろうとしますが
GM:まあ、ぶつかった拍子で気がつくんですけど、かなり華奢。ぶつかったときも2〜3歩後ろに飛ばされてました。
GM/少年:「本当にすみません」ぺこり。 と頭を下げます。
零侍:(転校してきたならいじめとか会わないといいけどね〜)とか思いながら背を向けますが
GM:長く伸ばして、後ろでまとめてる髪の毛がさらりと肩の上を滑ります。 ぺこぺこしながら、立ち去る君を見送っていますね。んー…知覚でちょっと判定してください。
零侍:#3r10=(4,3,7)=7 7です
GM:ふむ。では少年のつぶやく声がかすかに聞こえました
GM/少年:「…も、違…」
零侍:とりあえず、さほど気にはしませんね、ぶつかっただけだし
GM:では、そこでシーンエンドです。
零侍:はい
GM:何かあったらどぞ
零侍:別に無いです
GM:では、切ります。


+−−−−−−−−−−−−+
オープニングフェイズ
■白いワンピースの少女 日比谷 美空 登場:可能
+−−−−−−−−−−−−+
美空:#1d10+31=(5)=5+31=36
GM:時間的には、先ほどの零侍君のずっとあと、夕方です
美空:じゃあ学校も終わって友達と放課後ウォーキングでもしてるのかな
GM:そうですね。駅前の繁華街なんかを練り歩いていただけると好都合です
美空:「あー、あれかわいいね〜」「あっちもいいよね」「これどうっスか?」とかわいわい話してるのですな
GM:ですな。そんな時。駅の前にある、大きな地図を前にして困っている女の子がいますね。年頃的に君たちと同じくらい。
美空:「んー…あれ、あの娘…」
美空:私服かな?
GM:白いワンピースに長くてさらさらの髪を流しています
美空:「ねぇねぇ、どしたの? 道わからないのかな?」と親切そうな笑顔で話しかけてあげよう
GM/少女:「あ。はい…」声をかけられてちょっと驚いた感じで君を見ますね
美空:友達は「また美空ったら…」とか呆れてる。
GM:でも悪いことじゃないので、というかいつものことだしーといった感じで見てますね
美空:「地元じゃないのかな? なんだったら案内しよか?」と地図を覗こう
GM/少女:「あ…ええっと。●△ビルに行きたいんです…」言われたビルはUGNの支部があるところだね。
GM/少女:「この地図、大雑把でビルの場所わからなくて…」
美空:「んー…そこかー(汗)…(友達に)ちょっとごめん、この娘送ってくから、今日はこれでー。うちの近くだからそのまま帰るよ。」>友人sに
GM:友達も慣れっこのようで。「わかった、じゃねー」とかいって散開しますね
美空:「また明日ね〜」手ひらひら。「さて、いこっか?」>少女
GM/少女:「あ、はい。…でもいいんですか?」
美空:「あー、自己紹介がまだだったね。わたしは日比谷美空。」
美空:「UGNではこう言われてる。“ナイトメア”ってね。」ういんくひとつ
美空:「UGN 久路洲市支部へようこそ。」
GM/少女:「ぼ…あ…私は藤ノ木聖といいます。…UGNの方だったんですか。よかった。支部長さんにお会いしたくて、鎌倉から来たんです」
美空:「鎌倉かー、あの大仏さんがあるとこだね。」と歩きつつ
GM/聖:「あ、ええ。そうですね。私の住むところはそこからずっと山手のほうで何もないのですが」ついていきつつ
美空:「支部長さんとは前からのお知り合い?」
GM/聖:「いえ。今日は少しお願いに上がったんです」しゃべり口調からしてお嬢さん、って感じですね
美空:「お願い、か。聖…聖でいいよね? 聖はUGNとは…その、どういう?」
GM/聖:「代々、鬼を狩る家なんですよ。だから、UGNから要請も受けます。今日は個人的な用でこちらで暴れちゃうかもしれないので、挨拶に、と」
美空:「鬼、ねぇ…そんなのもいるんだ。…って暴れちゃうって!? それ、結構急ぎじゃないのかな^^;」ちょっと歩みがはやくなりつつ
GM/聖:「え、ああ。暴れちゃうかも、ということですよ」くすくす。とか言っているうちにビルの前です。
美空:「はい、到着っ。」
GM/聖:「ありがとうございます」ぺこりと頭を下げます
美空:「受付こっちね。あとは、わかるかな?」
GM/聖:「ああ、はい。わかります。ありがとうございました」再びぺこり
美空:「じゃ、東京見学とかなら付き合うから、よかったら連絡ちょうだい。」といって携帯番号とメアドのはいった名刺(手製)をわたしておく
GM:聖はお礼を言ってまたぺこりと頭を下げます。
美空:「それじゃ、ね。」と、これからあるであろう騒動がたいしたことにならないことを祈りつつ、シーンエンドで。
GM:では切ります


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オープニングフェイズ
御風 遊人 登場:不可
■鬼襲撃 オープニングフェイズ
+−−−−−−−−−−−−+
遊人:#1d10+34%=(7)=7+34=41
GM:いきなりやる気だな。ええっと、夜です。
遊人:はいはい
GM:君は夜食を買いにコンビに出た帰り、公園を突っ切ったところで足を止めることになりました。
遊人:コンビニに、ね(笑)
GM:別にほかでもいいけど。
遊人:んー、そうだな特に理由もないしそれで。
GM:では。目の前には2mをゆうに超える大きな人影が。
遊人:「……おいおい」
GM:御伽噺に出てくる『鬼』というにふさわしいソレは、君に殺意をギラギラと向けてます。
遊人:「待て待て、おい…」ジャリ、と一歩後ずさる
GM:「……」右腕が肥大して、大きく振りかぶりますね。
遊人:が、踏みとどまり…前方に向けて飛び前転! ごろごろごろ…どん、と公園の植木にぶつかる。
GM:避けた!と思った瞬間。左腕が君をなぎ払います
遊人:「ぐっ…」
GM:体は大きい上に動きは割りと俊敏ですね。そして一撃は重い。
遊人:「ちぃ…反則だろ、うが…」コンビニの袋に手を突っ込み…
GM:続けざまに二撃目が来ます
遊人:「こんな所で暴れるな…」双剣で拳を迎撃! 中指と薬指の間を裂く!
GM:が、骨に当たった瞬間。双剣が甲高い音を立てて四散します
遊人:「…く、砕けた…?!」呆然となり、一瞬の間のあと、そのまま背後に飛ぶ。少しでも、拳撃の威力を殺ぐために。
GM:が、追う拳を受けたとき。一瞬の暗転、君が気がついたときには空高く身体が、舞い上がっていた
遊人:「く…ッそ…」星空を、どこかゆったりと眺め…
GM:追い討ちは来ない。かなりの高さを舞っている君の身体。
遊人:ズシャァ、…
GM:着地の衝撃で足の骨が嫌な音を立てて割れるのが感じられる
遊人:「……あばらも二、三本逝ったかな…」
GM:現状立つ事は不可能だろうと、君の意識が語りかける
遊人:「……(人目に付かないのが不幸中の幸いか…)」
GM:そんな君に向かって、『鬼』はその重戦車のような身体でタックルをかます。
遊人:「……っ…く…」吹き飛ばされつつも、その身体を必死に受身を取らせようと足掻く
GM:再び舞う君の身体。だが、落ちると思ったそのとき、重力に反して身体が引き上げられるのを感じた。
遊人:「…(重力制御…魔眼…?)…」
GM:そしてふわりと地面に着地する。君の身体を支える小柄な少年。
GM/少年:「生きてますか?」
遊人:「………死んでる」ごふっ、と血反吐を吐く
GM:マントをたなびかせ、右手には大きな鎌を握っている少年。
GM/少年:少年「冗談いえるなら、十分ですよ。しばらく放置しても大丈夫ですね」そう言って、『鬼』と対峙する
遊人:「お前は……」嫌な息をしつつ
GM/少年:「鬼狩りです。ですが、今はあいつを追い払うだけですね…残念ですが」
遊人:「専門家、か… それでも構わん…」被害だけは、出すな。それだけは眼で語る
GM:少年はソレを見たのか見なかったのか…鎌を地面に打ち鳴らす。
GM/少年:「ああ。耳、ふさいでてください」
遊人:「……努力は、する」動かない腕で耳をふさぐ
GM:鎌が地面を打ち鳴らし、その周囲の空間が音でゆがむ。高周…いや低周波…?とにかく、身体を貫くその『音』はとても不快だ。『鬼』のほうも音がなるなり、一目散にその場をあとにする。
遊人:「…この波動は…」
GM:少年は、ソレを見届けて、君の質問に答える。
GM/少年:「代々家に伝わる技ですよ。エフェクトでも何でもありません」そう言って君のところにしゃがみこむ。
遊人:「…そりゃ凄いな……」
GM:手をかざし、負傷した足や手を修復していく。羽織っていたマントと鎌はいつの間にか、消えていた。
GM/少年:「…すみません。もう少し早く僕が来ていれば…」
遊人:「…謝る事か、現にこうして俺は生きてるんだ」
GM/少年:「でも…僕がしくじったせいであいつが野放しなんです…」
遊人:「野放し…? あいたッた…… ここじゃ何だ、場所変えたいんだが…」
GM/少年:「本来は鎌倉でしとめておけば…」
遊人:「…鎌倉の鬼か、洒落にならないもんが出たな…」
GM:君は身体を動かして気がつきます。負傷はほぼ完治している
遊人:「傷が…」
GM/少年:「ま、それはお詫びです」
遊人:「高すぎだな」
GM:ゆっくりと立ち上がり、ぺこりと頭を下げます。
遊人:「少しばかりツリを返さないと気がすまん」
GM/少年:「巻き込んじゃってすみませんでした。でも、これは僕の仕事ですから」
遊人:「そう、か…なら。雪辱は晴らさせてもらうぞ、勝手にな」
GM/少年:「…その目は諦めない目ですね」ため息をついてかぶりを振る。
遊人:「いかにも迷惑ですって顔だな」
GM/少年:「……明日。UGNの久路洲市支部に来てください。そこでお話しましょう」
遊人:「……判った(あそこはなー…あいつがいる気がなぁ…するなぁ…)」


 ちなみにあいつとは……たぶん支部長を指します。支部長いない支部ってどんなだ…


GM:そういうわけでシーンエンドです。
遊人:OK