DOUBLE+CROSS THE 2nd EDITION リプレイ

DXシナリオ 言葉の中の悪魔


2004/05/15
ゲームマスター:だいち@GR469
プレイヤー:Cyphiss@GR010/大鴉@GR495/ノフ@GR415(敬称略)


オープニングとキャラ紹介

ストーリーは以下の通り

 言葉には魂がこもるという。
 意思とは別に支配することも可能だと、古には伝えられた。

『私、殺される』
 その言葉が事件の始まりだった。


シナリオロイス
●PC1(というか、御風遊人専用枠) 御風 遊人
ロイス:佐倉みどり
君は彼女を知っていた。確か、付属女子部の子だ。
よく学校帰りに公園で見かけた。やさしい子であるということは動物にえさをやったりしている姿でうかがい知れた。
推奨感情 P:庇護 N:不快感

●PC2(推奨ワークス:UGN関係者)  芳村 佳
ロイス:秋山夾士郎
君のUGNでの同僚だ。よくともに仕事もした。
少々君より年上だが、あまり気兼ねせずに会話できる気のいい人物だ。
先日ジャームに襲われ、重傷だと聞いた。見舞いに行かないと。
推奨感情 P:連帯感 N:嫉妬

●PC3(推奨ワークス:制限なし)  玖珂 司狼
ロイス:少年
日暮れ前。河川敷のはずれ、誰も通らないような場所でジャームに追われていた。
君が助けるとにっこりと笑い、礼を言い、その場を立ち去った。
推奨感情 P:誠意 N:猜疑心


PC間ロイス 
御風 遊人→芳村 佳→玖珂 司狼→御風 遊人



GM: ではセッション『言葉の中の悪魔』はじまります。
+−−−−−−−−−−−−+
Double+Cross DXセッション
『言葉の中の悪魔』
+−−−−−−−−−−−−+
GM:自己紹介、は御風さん→吉村さん→玖珂さんでおねがいします

■御風 遊人
:では
「御風遊人…K市国際情報代附属の三年だ。平穏を貪れる事は幸せだが…そうも言っていられない時代だ。では如何するか…答えはひとつ…生き足掻く……何処までも」
黒髪、黒瞳の綺麗な顔立ちの長身の少年。

シンドローム:モルフェウス・ノイマン IV:10
シナリオロイス:佐倉 みどり P:■庇護 N:□不快感
PC間ロイス:“カルネアデス”芳村 佳 P:■有為 N:□嫉妬
遊人:以上です。


■芳村 佳
「芳村佳。コードネームは“カルネアデス。私は……“できそこない”なんかじゃないっ!」 とある実験の結果生まれた子供。能力が想定したものより低かったため、“できそこない”と言われ続けて幼少を送る。現在はUGNチルドレンとして任務をこなしつつ、学業を営んでいる。

シンドローム:ノイマンピュアブリード/HP:12/IV:15/初期侵食率32
シナリオロイス:秋山夾士郎 P:■連帯感 N:□嫉妬
なんだかいつもと立場が逆……なんか、変。
PC間ロイス:“黙示録の獣”玖珂司狼 P:□連帯感 N:■劣等感
あの人には“両親”と呼べる人が居て、私には、いない。考えても、どうにもならない、事なのに……。
:以上です。よろしくお願いします。


■玖珂 司狼:自己紹介行きます。
「玖珂司狼。県立高校1年。帰宅部。さて、今日も美月と猫たちのために頑張りますか。」
現在、義妹との二人暮らし。生活費と猫たちの餌代を稼ぐためボディーガードの真似事をしている。 コードネームは“黙示録の獣”

シンドローム:エンジェルハイロゥ・キュマイラ/HP:12 IV:13
シナリオロイス:少年 P:□誠意 N:■猜疑心
PC間ロイス:御風遊人 P:■尊敬 N:□憐憫
司狼:以上、時間がかかってすみません
GM:いえいえ。では、


+−−−−−−−−−−−−+
マスターシーン
+−−−−−−−−−−−−+
GM: ここでおもむろにマスターシーンからの開始です。

倒れた男の傍らに2つの影が立っていた。
「チェシャ猫、こいつ強いみたいだし、試してもいいかな?」
「どうぞ。データは多いほうがいいですからね」
そのとき、小さな悲鳴が上がった。見ると少女が立ちすくんでいる。
「な…何!?」
「…見られましたよ?」
「ほんとだ」
「…! 逃げろ!!」
2つの影のうち、小さいほうが動いた。少女のほうに…そして一言呟く様に、語るようにこう言った。
「いま見たことは忘れるんだ…そして。恐怖の中で『死んじゃえ』よ」
そして、倒れた男に向き直り、
「開放するんだ。何もかも。邪魔なものは『壊しちゃえ』、『殺しちゃえ』」
高笑いと悲鳴とが響く。
それは月のない闇夜での出来事。



+−−−−−−−−−−−−+
オープニングフェイズ
■襲われる少年 玖珂 司狼
+−−−−−−−−−−−−+
GM:侵食率お願いします。
司狼:#1d10=(9)=9  43%です。
GM:では、現在学校帰りかな? とにかく夕方、ちょっと遅い時間です。
司狼:「もうこんな時間か」とてくてくと
GM:人通りは少ない、河川敷でのことです。
GM/??:「わああああっ」と悲鳴が上がりますね。
司狼:「なんだ!」 辺りを見渡します
GM:見ると少年がキュマイラ系のOVに追い回されてます。
司狼:「何なんだいったい」と駆けつけます。
GM:少年は君が向かってくるのを見て、駆け寄ってきますね。戦闘行動は演出でいいよ。
司狼:「後ろに」と言って、腕を鉤爪に変え攻撃します。
GM:少年は言うことに従いますね。
司狼:ところで《ワーディング》は?
GM:ないです。
司狼:了解
GM:攻撃はあっさり当たりますね。左腕があらぬ方向に飛んでいきました。
司狼:「こいついったい何なんだ?」と更に攻撃を加えます。
GM:ジャームですな。連撃を受けて地に倒れます。
司狼:警戒しつつ「大丈夫か?」と後ろにたずねます。
GM: 少年はおびえてるようですが、声をかけられると気丈にも「うん…大丈夫」と答えます。
司狼:「いったいなんでこんなのに襲われてたんだ?」
GM/少年:「わからない…いきなり襲ってきたんだ…お話してただけなんだよ…」
司狼:「話していた?こいつは君の知り合いか?」
GM/少年:「ううん? 河川敷でいつも昼寝してたおじさん」
司狼:「いったい何を話していたんだ?」
GM/少年: 「ふ、普通だよ? 今日学校で起きたこととか…」
司狼:「どういうことなんだ?」と首を傾げます。
GM/少年:「わからないよ。そんなの。本当にありがとう。早くしないと怒られるから、僕、帰るね」
司狼:「あ、ああ。気をつけてな」といってこちらはこのことをUGNに報せましょう。
GM:ぺこりと頭を下げて立ち去ります。UGNには知らせました。というところでシーン切りますね。
司狼:了解です


+−−−−−−−−−−−−+
オープニングフェイズ
■秋山夾士郎の頼み 芳村佳
+−−−−−−−−−−−−+
:#1d10+32=(2)=2+32=34 侵食率34と。
GM:はい。では、UGNでの同僚である、秋山夾士郎が入院した、という話を聞きました。
:「入院? どうして?」
GM:ジャームとの戦闘で重症ということです。
:「お見舞い、いかないと、えーと、お花とか持っていったほうが良いよね(あわあわ)」
GM:鉢植えじゃなければね。
:うみ(笑) では、お花屋さんの人に鉢植え買おうとして注意されつつ、お見舞いへ(笑)


 …買おうとしたのか


GM:では、UGNの息のかかった大学病院ね。
:ふみ、では扉をとんとんとノック。
GM:案内されるのは病棟の奥の奥、特別病棟です。面会は、ガラス越しです。
:「え? これ、どういう、事?」ガラスにぺたり、と手を
GM:彼は拘束されています。かなり厳重に。会話はマイク越しという念の入れよう。
:「秋山、さん?」
GM/秋山:「よう、元気してるか」重症なので、声は多少かすれてますが会話するくらいはある程度は大丈夫のようです。
:「はい、私は元気です、けど……? 何が、あったんですか?」
GM/秋山:「『呪い』…だ」
:「え? …こう、藁人形でこーんこーんと釘を、打つ?」
GM/秋山:「いや、もっと原始的な…すべての根本だ」
:「???」
GM/秋山:「言葉だよ…言葉の中に『呪い』を含める。…『言霊』だ」
:「こと、だま?」
GM/秋山:「そうだ、『言霊』…そうでなくては説明がつかない…」
GM: そして、彼は語ります。あるジャームを追って倒したところで新手の2人組みが現れて、討ち負けたこと。そのとき一般人が通りがかり、その人物にも『呪い』がかけられた事。
GM/秋山:「頼む、その一般人を、助けてくれ。…俺のミスで巻き込んでしまった…」
:「はい、ついでに、その言霊を使うやつも、どうにかすれば、良いですね。じゃ、安静にしててください」
GM/秋山:「こんなこと、本当に頼めた義理じゃないんだが…」
:お花を病院の人に飾ってもらうよう頼んで、大丈夫、任せてください」
GM/秋山:「解決したら、旨いものでもおごってやるよ」
:「はい、楽しみにしてます」で、面会室でて〆かな?
GM:そうですね。一応、目撃したという一般人の容姿を教えてもらえます。そこでシーン切りますね。
:はいな


+−−−−−−−−−−−−+
オープニングフェイズ
■運命の出会い 御風遊人の場合
+−−−−−−−−−−−−+
GM:侵食率お願いします。
遊人:#1d10+34=(5)=5+34=39 39%です。
GM:御風さんは家はどんな感じ? マンションとか一戸建てとか。
遊人:マンションですね。家族間の交渉がとことん希薄。
GM:ふむ。では、【知覚】で判定してもらえます?
遊人:#3r10+3=(4,4,8)=8+3=11 11ですね、うむ。
GM:ふと、目を上げると、屋上に人影があります。
遊人:「……ん?」
GM:フェンスを乗り越えて、立ってます。
遊人:「…まずいな、あれ」えーと、どこに居る、自分は?
GM:勝手口というか裏口かな。ちょうど真上当たりに屋上の人影、って感じです 。
遊人:マンションの屋上と1階…?
GM:そうですな 人影、よく見たら女の子で制服着てます。
遊人:「あの制服は…うちのか?!」何階建て?
GM:うーん。何階建てかな〜? #1D10=(1)=1
遊人:……
GM:あんまりだろ(苦笑)#1D10=(6)=6 6階。
遊人:6階建てのマンション…割としょぼいかも知れん(笑)
GM:じゃあ、さっきの数字を十の位にして加えるか…16階。…16階で。
遊人: 困った。うん…今から駆け上がって間に合うのだろうか…まだ迷ってる感じ? それとも、いっちゃいそう…?
GM:今まさに落ちそうです。迷ってるって感じはない。
遊人:うお…
GM:運動で成功したらOVのスーパーパワーで受け止められます(爆)
遊人:目標値は?
GM:10(しまった、ちょっと高かったか)
遊人:了解 《天性のひらめき》 侵食率:43 #4r8=(4,6,1,4)=6 ん、だめ。 南無(死)
GM:あーあ。んじゃ目の前の茂みにぐしゃっと落ちてくる
遊人:あーあとかいうな。「くそ…」近づいていこう…
GM:ぐったりしてるけど、かろうじて意識はあるね。まだ生きてます。
遊人:「……っ! …あの高さから…いや、そうなのか…」抱き起こす。
GM:起こすと、君は見たことのある顔だね。
遊人:「…佐倉!?」
GM:そう、佐倉みどり。文化祭の委員をしていてたまに男子部にも来る、みんなのマドンナだ。(←追加設定)
遊人:「何で…いや、そんなこと言ってる場合じゃないな…!」
GM/みどり:「…こ、ころされ…る」そう一言言うと気を失うね。
遊人:では、抱き上げて…自分の部屋に行こう。一番安全だろう
GM:では、そこでシーン切ります。
遊人:はい。


 お持ち帰りであった。ふふり。