鈴木 都 (Suzuki Shu)


ぐい呑

new! 志 野 (2019年) 猩猩志野 (2018年) 赤志野 (2017年)
黄瀬戸 (2017年) 美濃唐津 (2016年) 志野六角盃 (2016年) 志 野 (2015年)
黄瀬戸輪花 (2014年) 志 野 (2014年) 黄瀬戸 (2014年) 志 野 (2013年)


new! 志 野 (2019年)





猩猩志野 (2018年)





赤志野 (2017年)





黄瀬戸 (2017年)





美濃唐津 (2016年)

茶褐色に焼締まった美濃の土にさり気ない草文と灰白釉、手に馴染む沓形、高台
周りの土見せや釉掛の指跡。黄瀬戸・志野の端正で繊細な作品を手掛ける鈴木さ
んの、堪能で奔放な一面を垣間見せる美濃唐津である。(恒梁会 展/文錦堂)






志野六角盃 (2016年)

白味掛かった長石釉の合間から覗く実に柔らかな朱色の色合い、これがまさに都さんの志野の「色気」
である。今年の新作展では、初見参となる大振りの六角盃を仲間に加えた。(鈴木 都 陶展/文錦堂)






志 野 (2015年)
本格的な活動を開始して四年、志野・黄瀬戸・瀬戸黒など桃山陶を現代の感覚で表現する鈴木さん、各地での企画
グループ展で存在感を示し、7月には初個展(松坂屋)も開催した。少し腰の張った造形・口縁の起伏・高台削り
釉の濃淡と発色など、少し前の作品と比べても技量の伸展は確かである。(画廊 文錦堂/New Ganaration 展)




黄瀬戸輪花 (2014年)




志 野 (2014年)




黄瀬戸 (2014年)




志 野 (2013年)




茶 碗

志 野 (2013年)

この茶碗には優しい艶がある。透き通るような白い器肌にほのかに指す
い緋色。華美に走らず控えめ過ぎず、実に上品で落ち着きのある風情を
えている。掌に包み込むと吸い付くようなその感触で、茶を喫する器として
至福のひと時を与えてくれる。ずっと手に取り愛でていたい茶碗である。



〔陶歴〕
1984年 東京生まれ
1990年代 土を握りはじめる
1997年 美濃古窯跡を訪ねる
2010年 瀬戸に居を移す
2011年 愛知県立窯業高等技術専門学校修了
土岐津・高山にて制作を開始する
2015年 郷之木古窯の地へ移る

個展の記録→