各務 賢周


ぐい呑

new 黄瀬戸輪花ぐい呑 (2018年) new 黄瀬戸ぐい呑 (2018年) 黄瀬戸ぐい呑 (2016年) 黄瀬戸盃 (2016年)
黄瀬戸 (2014年) 志 野 (2009年) 遠山唐津 (2008年) 黄瀬戸 (2006年)




new! 黄瀬戸輪花ぐい呑 (2018年)





new! 黄瀬戸ぐい呑 (2018年)





黄瀬戸ぐい呑 (2016年)

薄手、立型で手取りの良い黄瀬戸ぐい呑。これまで盃型は何点か
所有しているが、この手は初めて。もちろん色合い・焦げ・タン
パン・草文など一目見て各務さんの作と分かる味わいは文句なし。






黄瀬戸盃 (2016年)

賢周さんの2016年の新作黄瀬戸の盃。焦げも程々、
側にワンポイントのタンパン一ヶ所、釉調はジワッっと
み出す油揚手、父上を髣髴とさせる私好みの一点である。






new! 黄瀬戸 (2014年)

胎土の内側から油がしっとりと滲み出るような肌合い、
薄さにすっと削った口造り、タンパンの緑と内外に見え
る野趣あふれる焦げの調和。7年振りに仲間入りした賢周
んの黄瀬戸は、雌伏と精進の末に生まれた会心の一点である。





志野 (2009年)







黄瀬戸 (2006年)
@ 径 5.0×高さ 5.0p

幼い頃から父のやきもの作りを手伝い、土や薪・灰の扱いを学んだ作者
の黄瀬戸は実に潤いのある出来映えである素材は全て父と一線を画
その色合いや焦げ、さり気ない削り文やタンパンのあしらいも若々し
い感性に溢れている小振りの形は酒好きの作者のこだわりだそうだ。





遠山唐津 (2008年)  径 6.0×高さ 4.9p

父に師事しながら、独自の土・釉薬・造形と焼成で作陶する作者。黄瀬戸
が人気を博しているが、窯のある恵那の山土に渋い発色の藁灰釉を掛け
て焼いた斑唐津ぐい呑を入手した。「遠山」とは、恵那地方の古名だそうだ。





湯 呑


黄瀬戸 (2007年)


潤い深い釉調勢いのある削文や腰・口周りの線文は作者
の真骨頂。口縁や腰・高台部の焦げは野趣に富んでいる。
注目の気鋭作者、立ち姿が堂々とした湯呑の優品である


〔陶歴〕
1973年 岐阜県恵那市に生まれる
1990年 父 周海に師事
2004年 神戸ギャラリー壺屋にて親子展
2008年 神戸ギャラリー壺屋にて個展
2009年 千葉カンパニュールにて個展
2010年 恵那市岩村町に倒炎式薪窯を築窯、工房を移転
2011年 神戸ギャラリー壺屋にて各務賢周とゆかりの人々展
2012年 神戸・新潟・岐阜各地にて企画展出展
2013年 神戸ギャラリー壺屋にて個展


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