藤田 直樹

ぐい呑


new 米色瓷 (2019年)

捻じりを入れ変化を付けた造形に米色瓷釉が溜まり、器全体に
濃淡の変化を見せる一点。貫入の彩色も控えめで上品な上が
りとなっている。丁寧な仕事ぶりが伺える穏やかな作である。






new 青 瓷 (2019年)

青瓷・米色瓷で質感の高い作品を手掛ける若手のホープ登場。
公募展・グループ展・個展と活躍の幅を広げながら、独自の作
風に邁進していって欲しい。嶺男以来の瀬戸本格青瓷を期待。



〔陶歴〕
1990年 滋賀県に生まれる
2009年 滋賀県立信楽高等学校セラミック科卒業
2011年 愛知県立瀬戸窯業高等学校セラミック陶芸専攻科修了
2016年 第63回日本伝統工芸展 入選
2017年 第10回現代茶陶展TOKI織部奨励賞
第48回 東海伝統工芸展 入選
2018年 第11回現代茶陶展 入選
第23回美濃茶陶展 入選
日本工芸会 準員
瀬戸市内の工房にて作陶